
こんにちは、きぃです。
皆さんは熱性けいれんといものをご存知でしょうか。
子供が高熱を出した時に痙攣が起きることがありますが、
目の前でそんな事態になったらびっくりしてしまいますよね。
今回は実際に子供が熱性けいれんになった時の対処法を紹介したいと思います。
目次だよーww
熱性けいれんとは

そもそも熱性けいれんとは何か・・・。
それは38℃以上の高熱の際に起きる痙攣のことを言います。
要は、熱が急上昇した時に起きる痙攣です。「ひきつけ」と呼ばれることもあります。
熱性けいれんは乳幼児に多くみられるそうで、生後6か月から3歳までに大半の子に見られるそうです。
熱性けいれんの原因

原因ははっきりとは分かってはいませんが、子供は脳が成長過程のため、
熱が出た時に異常信号が脳に送られてけいれんを起こしているのではないかと言われています。
また、両親や兄弟が熱性けいれんを起こしていると高い確率で遺伝することが判明しています。
旦那が小さい頃に熱性けいれんを起こしたことがあるみたいで、
我が家の上の子も過去に3回熱性けいれんを起こしました。
話によると、旦那の母親も祖母も熱性けいれんを起こしたことがあるみたいなので、
代々遺伝で受け継がれているみたいですね・・・(笑)
熱性けいれんの症状
熱性けいれんの症状についてですが、以下の通りになります。
・痙攣
・白目をむく
・意識を失う
・泡をふく
・呼吸が止まる
これらの症状が同時に全部が出るわけではありませんが、
子供が発熱していて、急に様子が変になったなと感じたら、上記の症状が出ていないかしっかり確認して下さい。
熱性けいれんが起きた時の対処
では、実際に熱性けいれんが起きた時の対処法を見ていきたいと思います。
まずはこどもがけいれんを起こしても慌てず落ち着いてください。
けいれんを起こしている場合は左右対称かどうか、どれくらい続いたか(時間は明確に)、その時の体温を確認します。
子供は平らな所に寝かせます。もし、嘔吐をした場合は喉に詰まらせないため、顔を横に向かせます。
首周り等を締め付けないためにも衣服は緩めておきます。
口の周りに嘔吐物がある場合は拭いてあげて下さい。
昔は下を噛まないように口の中に割りばしを突っ込むなんてことをしていたそうですが、
けいれん時に下を噛むことはあまりないし、噛む力は凄くあり怪我をするかもしれないので絶対にしないで下さい。
大声で名前を呼んだり、体を揺さぶらせてもいけません。
かえって刺激となりけいれんが長引く場合があります。
熱性けいれんで救急車を呼ぶ場合

熱性けいれんは大体2~3分でおさまることが多いです。
これくらいの長さのけいれんであれば救急車を呼ぶ必要はありませんが、5分以上けいれんが続く場合もあります。
・5分以上けいれんが続く
・けいれんがおさまっても意識が戻らない、顔色が悪い
といった場合は直ぐに救急車を呼んで下さい。
熱性けいれんではなく、何か他の病気やてんかんが考えられます。
もしそうでない場合は様子を見て大丈夫です。
ただ、はじめて熱性けいれんを起こした場合や、38℃以下でのけいれん、けいれん時左右非対称の場合は病院に連れて行って下さい。
熱性けいれんの予防法
熱性けいれんがあるからと言って特別何かあるわけではありません。
ただ、発熱した時にいかに迅速な対応ができるかが重要になるのではないでしょうか。
恐らく2回3回と熱性けいれんを起こしている子の場合、病院から「ダイアップ」と呼ばれるけいれん止めの座薬を処方されていると思います。
もし、子供が熱を出した場合は、熱がどのくらいあるのか、ダイアップを使用するのかどうか考える必要があります。
我が家の場合は基本的に38℃以上ある場合は、ダイアップを使用するようにしています。
高熱が出た場合に解熱剤を使用すると思いますが、それには熱性けいれんを抑える効果はないので気を付けて下さい。
我が家の子供の体験談
先ほども述べた通り、我が家の上の子が過去に3回熱性けいれんを起こしました。
1歳2か月に初めてなり、去年の年末に2回目、今年の1月に3回目を経験しています。
1回目の時はまだ授乳中で、授乳をしている時に急に口から泡をふいて白目をむいていました。
その後小児科に連れて行ってけいれん止めの座薬をさして頂きました。
2回目はインフルエンザの時で、寝室で上の子と旦那が横になっている時でした。
急に上の子が「あああああ!!」と叫び、白目をむいて体が左右対称に痙攣が起きました。
痙攣自体は直ぐに落ち着きましたが、中々意識が戻らなかったため、救急車を呼び、
夜間急病センターに運ばれました。
その時にもけいれん止めの座薬をさして頂いています。合わせて解熱剤の座薬もさしています。
3回目の時はRSウイルスで、下の子と遊んでいてその時はたまたま上の子が立っていたのですが、
急に後ろに倒れて泡を吹いて白目をむいていました。
意識も朦朧としていたのか、名前を呼んでも応答がなく、急に四つん這いになったり立ち上がろうとしたりと
異常行動も見られました。
その後病院に連れて行き、またまたけいれん止めの座薬をさして頂きました。
上の子は熱性けいれんを3回も起こしたため、後日脳波の検査を受けました。
特に脳の方に異常はなく、単なる熱性けいれんだそうです。
今現在は、今後また熱性けいれんを起こさないためにもけいれん止めの座薬を処方してもらい、
38℃以上の熱がある場合は座薬をさすようにしています。
まとめ
上の子が初めて熱性けいれんが起きた時はびっくりしました。
旦那から話は聞いてはいたけど、実際にどういうものかよくわからなかったからです。
熱性けいれんを目の当たりにするとかなり慌てるかと思いますが、
親である私たちがそういう時こそ冷静でいなくてはなりません。
この記事を読んで少しでも熱性けいれんについて理解して頂けたら幸いです。
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